August 2018
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西日本を中心とした大雨と酷暑 お見舞い申しあげます
広島や九州 四国から私の個展にいらしてくださっている方達のどなたか 今 ご苦労していらっしゃるのでは…と案じて居ります

 

私と一緒に仕事をしているひと… 軽井沢育ちで年齢は私の半分くらい…
彼女がある日「不二子さんのネコジャラシの絵の中に一緒に活けてある赤い小さな花は?」「あれはアカマンマ(イヌタデ)よ 子供のころママゴトのお赤飯だったの」
彼女「つい最近まであちこちに一杯あると思っていたのに 急に見なくなりましたね…」

 

私が子供のころ 食べる物が乏しくなってゆき…
ママゴトで カラスのエンドウはグリーンピースの代わりで砂に混ぜると〈お豆ご飯〉 庭の梨の葉を泥ダンゴに巻けば〈道明寺〉になったし 桃から落ちた小さな実を泥ダンゴの中に入れれば〈梅干し入りのおにぎり〉でした
敗戦直後に生まれた妹達はお赤飯も道明寺も知らず…ママゴトはどうしていたのでしょう…

 

疎開先では勤労奉仕ということがありハダシで田んぼに行かなければならず 足が痛くて オオバコの葉の上を選んで歩くようにしていたことも思い出します
舗装道路が多くなり 道端に沢山居たあのオオバコは今どうしているのか解りません

 

気候変動のため 人間の暮らしだけではなく 身近に生きて来た草達も辛い思いをしたり 絶滅の危機に追い込まれたりしているのでしょう

このひと夏 くれぐれもお身体大切に と念じあげます

 
 
 

不二子
PHOTO: FUJICO