August 2021
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 今年は 今まで描いたことが無い浅間山麓に自生する素材が次ぎ次ぎ手に入り とてもうれしくて集中し描き続けています 人が栽培した花達を描く時はこちらが観て 出来るだけその美しさを表現しようとします ところが今描いている野生のもの達は 切って活けられても 生きていて彼等が私を凝視し続けるのです 「見られている」という感じが強く「私が観る」という"ゆとり"を持つことが出来ません

 
 

 先日「シモツケ(一番上の写真)」を描いていた時は花の香りが強いなと思っていたら 蟻もそれを嗅ぎ付けた様で 行列を作ってアトリエに入って来て 花ビンを登りはじめました これは初体験の出来事でとても驚きました
「蟻も有機栽培の密が好きなんだ…」と思うと なにかうれしくなります

 
 

 自然の中で永い間生き続けて来た植物はみな その命を継いで行く事に長けています 蜂や蝶を呼び込むもの 蟻などの虫に助けてもらうもの… みなどうやってこの様な知恵を手に入れたのでしょう…
 自然の大きくて不思議の世界を覗き見て目眩がするような感じの毎日です

 
 
 
 
 

 
 

5月に描いたツバメオモト(今月の作品2021年6月に掲載した作品14)の実がブルーになりました

 
 
 

不二子