December 2021
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 浅間山に自生する植物を描き続けて一年が過ぎました 私の住まい近くは人間が多くなり野生のものは手に入りにくくなっています

 
 

 鹿や熊達が暮らしている山腹に生きる植物は今も鹿に食べられない様にと工夫をし続けているけれど 私に切られ花瓶に活けられるとは予想もしていなかった事でしょう

 
 

 人に「キレイネェー」と云われる事など知りもせず ただ蜂や鳥を呼び寄せ種を作り それを次世代に繋いで行く事だけに全力を注いでいる姿は 清々しく毅然とした美しさでただ圧倒され 私の生き方に大きな影響を起こさせました
 2021年のホームページを読み返してみると同じ様な事を書き続けて来たけれど 今の私が思う事はこれだけなのです

 
 

 山ブドウが描きたくて探し続けているけれど 蔓はあるのに実は見つけられません 今年はそれを頂いたので大喜びで描きました(↓写真:山ブドウ)

 
 

 描きながら想ったのは 店頭に並ぶブドウはみな大粒で皮まで食べられ種も無いものばかりになってしまったことです
 息子が幼かった頃 ワイン色の小さなブドウ(デラウェア?)を房からはずして幼児用のお皿に入れたら 彼は皮と種をちゃんと分別して出し その事に私は感激したことを懐かしく思い出しました 日常から自然が随分遠くなってしまったようで寂しさを感じます

 
 
 

不二子