自己紹介にかえて - 2

水彩素描画家として


写真:Shonan Tsushin Report

 

ガーデニングの専門誌「BISES」(ビズ)
1999年10月号に、りんごを素材にした
絵が紹介されています。(p.16-17)
記事イメージをこちらに掲載


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橋本不二子

1935年神奈川県生まれ。子供の時期を逗子の海岸近くに過ごす。周りは別荘が多く、 ペンキ塗りの白い洋館、白いサンルームのある家、伸びた草の中にディジーやパンジー が咲く広い庭。そして、真夏の光を浴びて咲く白やローズ色の夾竹桃。それらは夢想の 手がかりとなりながら、その美しさは自分のものにすることは出来ないという、悲しみ 焦ら立ちの感情となって、現在に至るまで忘れることの出来ない印象を残す。

文化学院美術科卒業、何を、どのように描いたら良いのかが解らず、画家になりたいと いう夢を失う。そして、グラフィックデザイナー大智浩に師事。印刷インクの透明な色 の美しさと広告を作るという明確な目的に魅力を感じる。

広告代理店に勤務後、バウハ ウス運動を継承する、チューリッヒ市立応用美術学校グラフィック科に留学し同科主任 教師でデザイナーの、ミュラー・ブロックマンの構成理論を学ぶ。

1960年結婚。フリーランス・デザイナーとして三菱造船、外務省、パン・アメリカン 航空などの、広告印刷物のデザインをする。その間に子供は四男一女となる。仕事、育 児、家庭内の老人介護が主なテーマとなり、その全体を自分の手でバランスよくやって いこうと思い、児童絵画教室、パンフラワー教室主宰、カトリック教会広報デザインな ど家に居て出来ることをするようになる。

1985年三男事故死。道端の草の木々の緑から、大きな慰めと心の平安を受けていると 感じる。そして、絵は自分の描きたいものを、描きたいように、自由に描けば良いのだ と気付き、ふたたび絵を描きはじめる。 以後、自然のままの姿を残す野草や木の実などを描く、水彩素描画家として制作活動を 続けている。主なテーマは「野生との共生」。

個展は、銀座三越ギャラリー、アメリカンクラブ、スぺリオホーム浜田山、自宅アトリ エ展、銀座プランタンなど多数。

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更新:2000年3月1日

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